113日目

「夜」(エリ・ヴィーゼル)と
「極北 コルイマ物語」(ヴァルラーム・シャラーモフ)読了。

「夜」は、まぁまぁ面白かったが、
アウシュヴィッツ関係の書物では、
「夜と霧」を超える本に出合ったことがない。
あれはシビレる文章の本だった。

「極北 コルイマ物語」はかなり面白かった。
カリカリに削り込まれた文章で、
それでいて瑞々しい感性なのが凄い。
ただ、詩人ということもあり、
ポエミーすぎるというか、
ちょっと言い回しにくどいところもあった。
このへんは翻訳した文章の宿命なのかもしれない。

自分の文章と少し似ているところもあって、
読んでいて奇妙な感じだった。

一日に二冊は良いペースだ。
やはり小説だと早い。

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